元禄小判は、江戸時代中期に作られた、一両の価値を持つ小判です。 元禄金とも呼ばれており、元禄年間に多く流通しました。
当時金の国内産出量が低下しており、輸入に頼り始めた時期でもあったこと、経済発展から全国的市場圏が形成されるようになり通貨不足が顕著になり始めたことが背景になって生み出された小判です。
目次
元禄小判の相場の価値価格の評価
古銭の業界では状態の良いものに関して170~600万円の価値があります。
種別は長い元の文字の長元、短い元の文字の短元、そして偶然大吉です。偶然大吉タイプが最も価値が高いです。
元禄小判が作られた時代
作られた時代は元禄8年9月10日(1695年10月17日)から宝永7年(1710年)です。
元禄小判の重さと大きさ
重さ(量目)は17.81gです。サイズは約72.9mm×約40mmとされています。
元禄小判の素材・材質・含有量・品位
素材は金と銀。金含有量564で銀含有量が436で作られています。
元禄小判の特徴・ポイント
元禄小判の特徴・ポイントです。
「元」の刻印
元禄小判金の特徴は、時代を表す「元」の刻印です。
この元には、タイプが二つあり、元のハネの部分が長い長元と、短い短元が存在します。
破損しやすい
また、金の含有量が少なく、品質がやや低いことからもろくて破損しやすいという特徴もあります。
そのため、現存する元禄小判は、ほとんどが何かしらの破損をした状態になっているため、美品が非常に希少な価値を持っている点も注目といえるでしょう。
古銭まにあ
小判としての品質は低いものの、希少性の高さから、高価買取が期待できる小判の一つです。
まとめ
この元禄小判を偶然大吉の上品を持っていれば600万円の価値があると言うから衝撃ですよね。
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