享保小判(きょうほうこばん)は、正徳4年8月2日(1714年9月10日)より通用が開始し20年近くにわたって使われた小判です。
享保小判の相場の価値価格の評価
流通量は少なめで、現在でも55万円~90万円で取引されています。
これは享保小判の種類によるもの偶然大吉の場合は160万円以上もあります。
享保小判が作られた時代
正徳4年8月~元文元年(1714年~1736年)まで作られた小判です。
享保小判の重さと大きさ
サイズは、縦69.1mm×横38.3mmと比較的サイズが大きく、重量も17.78グラムと重いのが特徴です。
享保小判の素材・材質・含有量・品位
金と銀が素材。品位は金861、銀139です。
金の含有量も非常に多く86.1%も含まれています。 江戸後期の小判が60%未満の金含有量だったことを考えると相当な比率といえるでしょう。
残りの成分は13.9%の銀です。 銅が使われる小判もありますが、享保小判は金と銀のみで構成されています。
享保小判の特徴・ポイント
表の「光次」の「光」の末画と「次」の第四画が離れている点で判別することが多いとされています。
まとめ
金の含有量が多く、サイズも大きく、華やかな印象を受ける小判ですが、判別が一般人では難しい小判でもあります。
もし手元に判別不能な小判があれば、一度鑑定を受けてみるのもおすすめです。 そうすることで、手元の小判が享保小判かどうか、価値はどの程度なのかといったことが分かるでしょう。
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