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万延一分判金の相場の価値価格は?時代は?重さ大きさや含有率と特徴も紹介!

万延一分判金 一分判金
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万延一分判金(まんえんいちぶばんきん)は、万延元年~慶応3年(1860年~1867年)に鋳造された一分判金です。

古銭まにあ
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江戸時代の中でも一番小さく、最後に発行された一分金です。

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万延一分判金の相場の価値価格の評価はどのくらい?

書体が違うものがあり、「文」の二画目がはらいになっている、通称「ハネ分」は12万円から25万円、「文」の二画目が止めになっている「トメ分」なら20万~40万で取引されています。

また、裏表が上下逆の絵柄になっている『逆打ち』であれば、更に高価な40万円~80万円で取引されています。

万延一分判金の作られた時代は?

万延元年~慶応3年(1860年~1867年)に鋳造された江戸時代の中でも一番小さく、最後に発行された一分金です。

万延一分判金の重さと大きさ

長さは不明。重さは0.82gととても軽いです。

万延一分判金に使われている素材(材質)は?またその含有量(品位)は?

主に金と銀で出来ており、金は574、銀は426、金57%:銀42%となっています。

前回の安政以降、駐日公使だったハリスより、「金と銀の交換比率を外国の一般的なの比率である金1:銀15に合わせる」という提案を受けました。

それに対し幕府は、品位はそのままに重さを3割以下にしたため、金の含有量は慶長小判の約8分の1になり、金銀比率はほぼ世界水準と同じ金1:銀15.8となりました。

古銭まにあ
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そのことから小さすぎて取り扱いが不便になってしまったため、製造量が減少したといわれており、現代ではかなり希少な金貨になっています。

万延一分判金の特徴・ポイントは?

万延一分判金

前述した「ハネ分」「トメ分」があることが特徴で、裏面に「正」の字あるかどうかで安政一分判金との見分けをつけることができます。

まとめ

金貨というくらいですから、一部の人は換金するようですが、こちらは江戸時代最後の希少な古銭として、大変価値のあるものです。

鑑定書があれば古銭として高い値段がつきますので、まずは一度専門家に鑑定を依頼してみてください。

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