享保丁銀・享保豆板銀の相場の価値価格は？時代は？重さ大きさや含有率と特徴も紹介！

正徳丁銀と比べ極印が少ないの享保丁銀・豆板銀について紹介しています。

享保丁銀・享保豆板銀の相場の価値価格の評価はどのくらい？

享保丁銀

丁銀は10～30万円前後で取引されています。
しかし、12面に極印が施されている祝儀用の丁銀は非常に稀少で、100万円以上の価値になることもあります。

享保豆板銀

豆板銀は4千円前後ですが、大黒の極印があれば価格が上がります。
「片面大黒」は1万円、「両面大黒」は4万円前後で取引されています。

享保丁銀・享保豆板銀の作られた時代は？

これらの時代に作られた貨幣のうち、主に後期に作られたものです。

ちなみに初期の丁銀は極印が多く、「正徳丁銀」と呼ばれていますよ。

享保丁銀・享保豆板銀の重さと大きさ

享保丁銀

丁銀の形状は、やや不揃いな棒状でナマコのような形をしています。
秤量貨幣のため、重さは一定ではありません。

しかし、江戸時代の丁銀は平均156ｇ程度となっているのに対し、享保丁銀は平均137ｇとやや軽量になっています。

享保豆板銀

豆板銀も同様に形状はバラバラです。

重さが5～7グラムの間のものが多いようです。

享保丁銀・享保豆板銀に使われている素材（材質）は？またその含有量（品位）は？

享保丁銀・享保豆板銀の特徴・ポイントは？

享保丁銀

「常是」、ウ冠が鍋蓋のような形をしている「寶」、「大黒」などの極印があります。

初期に作られた「正徳丁銀」とデザインが似ていますが、両端の大黒の極印2個を除いて、8個以上の極印があれば「正徳丁銀」それ未満は「享保丁銀」と見分けます。

享保豆板銀

豆板銀は、「慶長豆板銀」と同様常是や大黒の極印があります。

まとめ

ほぼ同じ時期に作られた正徳丁銀と享保丁銀ですが、取引価格は大きく変わります。
もし安心して取引をしたい場合は、信頼できる鑑定士に見てもらう必要がありますね。

正徳丁銀と正徳豆板銀については「正徳丁銀と正徳豆板銀の価値・時代・重さ大きさと特徴」で紹介していますのでよかったら合わせてご覧ください。