宝永三ツ宝丁銀・豆板銀は、4つの宝が描かれている稀少な丁銀・豆板銀です。
4つの宝が描かれている希少な丁銀・豆板銀です。
目次
宝永四ツ宝丁銀・豆板銀の相場の価値価格の評価はどのくらい?
宝永四ツ宝丁銀
丁銀は、40万~90万円前後で取引されています。
鋳造数は比較的多いものの、その後に他の銀貨幣に引き換えられてしまったため、現存数は大変少なく高値で取引されています。
絵柄に12面大黒があるものは、150万円前後の値がつくこともあります。
宝永四ツ宝豆板銀
豆板銀は、5万円前後で取引されています。
しかし、片面に大黒の極印があったり、稀にある標準サイズを大きく越えるような大型のものですと、さらに高値の9~12万円程度になります。
他の豆板銀で見られる両面に大黒があるデザインは、現在見つかっていません。
宝永四ツ宝丁銀・豆板銀の作られた時代は?
宝永四ツ宝丁銀・豆板銀の重さと大きさ
宝永四ツ宝丁銀
ものによって様々です。
丁銀の形状は、やや不揃いな棒状でナマコのような形をしています。秤量貨幣のため、重さは一定ではありません。
丁銀は、およそひとつあたり120グラム~180グラムの間のものが多いです。
宝永四ツ宝豆板銀
宝永四ツ宝豆板銀も形状はバラバラです。重さは5~7グラムの間のものが多いです。
宝永四ツ宝丁銀・豆板銀に使われている素材(材質)は?またその含有量(品位)は?
宝永四ツ宝丁銀・豆板銀の特徴・ポイントは?
宝永四ツ宝丁銀・宝永四ツ宝豆板銀の特徴・ポイントです。
宝永四ツ宝丁銀
銀が20%と品位が低いのが特徴です。
また極印については丁銀の両端に「宝」の文字がありますが、玉の縦棒がウ冠まで突き抜け、玉の一番下の横棒が跳ねているのが特徴です。
両隣の宝の間にも、同様の小さめの「宝」が2ヵ所打刻されており、合計4か所に「宝」が打刻されています。
絵柄は他の丁銀にもみられる、祝儀用の「12面大黒」が見つかっています。
宝永四ツ宝豆板銀
豆板銀についても、玉の縦棒がウ冠まで突き抜けている「宝」の極印がありますが、ウ冠の縦棒が横広になっており、ワにくっつかず点になっているのが特徴です。
まとめ
4つの宝が描かれており、とても縁起が良さそうな古銭ですね!
たった1年しか流通せずほとんどが他の貨幣に替えられてしまったようですから、現存数はかなり少ないのでしょうね。
コメント