元禄丁銀・豆板銀(げんろくちょうぎん・まめいたぎん)。
江戸時代2番目の秤量貨幣、元禄長銀・豆板銀です。
目次
元禄丁銀・豆板銀の相場の価値価格の評価はどのくらい?
元禄丁銀・元禄豆板銀のそれぞれの相場の価値価格の評価です。
元禄丁銀の相場の価値価格の評価
元禄丁銀は古銭買取でも比較的高値がつきます。絵柄によっては、数十万~300万円以上になります。
酸化やカビがないなどの状態が良いことはもちろん、表面に施された極印の数や図柄が特殊なものはさらに希少価値が高く、古銭コレクターからの需要が高く買い取り価格が高くなります。
古銭まにあ
通常6個の極印が12個ある12面丁銀と呼ばれるものや、文字以外に大黒像の絵柄が入ったもの、さらに大黒像が12個刻印されたものは祝賀用として使用する特別なものであり、より高くなります。
元禄豆板銀の相場の価値価格の評価
豆板銀については2万円~60万円程度となっています。
古銭まにあ
偽物が多く流通しているため、鑑定が重要になってきます。
元禄丁銀・豆板銀の作られた時代は?
元禄8年~宝永3年(1695~1706年)
元禄丁銀・豆板銀の重さと大きさ
元禄丁銀・元禄豆板銀の重さと大きさです。
元禄丁銀の重さ・大きさ
形状がやや不揃いな棒状、なおかつ秤量貨幣のため、重さは一定ではありません。
およそひとつあたり120グラム~180グラムの間となります。
元禄豆板銀の重さ・大きさ
こちらも秤量貨幣のため、重量は一定ではありません。約21.6g。
元禄丁銀・豆板銀に使われている素材(材質)は?またその含有量(品位)は?
元禄丁銀・豆板銀どちらも品位は銀64%、その他36%です。その他には銅や鉛などが含まれます。
元禄丁銀・豆板銀の特徴・ポイントは?
元禄丁銀・豆板銀の特徴・ポイントです。
元禄丁銀
「元」の文字が入っています。
随所に「寶」「大黒」「常是」も入っている場合もあります。
当時は現在の通貨のように額面を記載して貨幣価値を保証するのではなく、銀の重さによって貨幣価値が決まる秤量貨幣でした。
ですので、元禄丁銀は大きいままだと細かい金額の支払いができず、ちょうど良い額になるように切り取って使うこともしていたそうです。
元禄豆板銀
元禄豆板銀も「元」の文字が入っています。
まとめ
江戸時代のものですので、もしかしたら歴史のあるご家庭ではまだ眠っているかもしれませんね!
探してみてはいかがでしょうか。
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