安政丁銀・安政豆板銀(あんせいちょうぎん・あんせいまめいたぎん)
江戸時代最後に発行された秤量貨幣です。
目次
安政丁銀・安政豆板銀の相場の価値価格の評価はどのくらい?
安政丁銀・安政豆板銀の相場の価値価格の評価です。
安政丁銀
丁銀はおよそ1万円~5万円で取引されています。
しかし、12面に極印が施されている祝儀用の丁銀ですと、50万円以上の価値になります。
安政豆板銀
豆板銀は3千円前後になりますが、片面大黒で9万円、両面大黒2万5千円、寶字大黒、群政、大字政は40万円以上の価値になります。
安政丁銀・安政豆板銀の作られた時代は?
安政6年~慶応元年(1859~1865年)
安政丁銀・安政豆板銀の重さと大きさ
安政丁銀・安政豆板銀の重さと大きさです。
安政丁銀
丁銀の形状は、やや不揃いな棒状でナマコのような形をしています。
秤量貨幣のため、重さは一定ではありません。
古銭まにあ
平均は約160グラムだと言われています。
安政豆板銀
豆板銀も同様にバラバラです。
重さが5~7グラムの間のものが多いようです。
安政丁銀・安政豆板銀に使われている素材(材質)は?またその含有量(品位)は?
銀13.5%、その他(銅)86.5%
安政丁銀・安政豆板銀の古銭の特徴・ポイントは?
安政丁銀・安政豆板銀の古銭の特徴・ポイントです。
丁銀・豆板銀共に、安政時代に発行されたことを指す「政」の極印が施されているのが特徴です。
安政丁銀
丁銀には両端に「政」の極印、また他の丁銀同様「常是」「寶」「大黒」などの極印があります。
安政豆板銀
豆板銀は、「政」「寶」を中心に抱える大黒像の周囲に、小さい「政」が巡っています。
他に、両面に大黒がいる「両面大黒」、小さい「政」のみが集合した「群政」、大きい「政」だけが施された「大字政」、「寶」を中心に抱える大黒像の「寶字大黒」などがあります。
まとめ
安政時代の「政」の極印が押されていますので、他の丁銀との見分けがしやすそうですね。
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