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安政二分判金の相場の価値価格は?時代は?重さや含有量は?特徴も紹介!

安政二分判金 二分判金
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江戸幕府から明治政府の時代に発行された5種類の二分金のうち、 1856年から4年間発行された金貨です。 幕府の財源確保をするために発案されました。

古銭まにあ
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額面は貨幣価値の1/2両にあたります。

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安政二分判金の相場の価値価格の評価はどのくらい?

約1.5万円~2万円が相場となっているのようです。

安政二分判金の作られた時代は?

安政3年~万延元年(1856~1860)。

1856年7月3日より鋳造が開始。 同年6月28日より通用開始。 1867年7月30日通用停止。

安政二分判金の重さと大きさ

重量は5.62g。 サイズは約21㎜×13㎜です。

安政二分判金に使われている素材(材質)は?またその含有量(品位)は?

銀の割合が約80%となっています。

金が殆ど含まれていませんが、この後に発行される,万延二分判や明治二分判と くらべると大きく作られているので、見た目が良いものとなっています。

安政二分判金のの特徴・ポイントは?

安政二分判金

約700万枚発行されていて、万延二分判に比べると枚数が少なくなっています。

年代を見分けることができる年代印が打たれていないのが特徴です。 販売価格も、未使用で状態が良くても10万円以下が相場となっています。

まとめ

1853年の黒船来航、1854年日米和親条約の終結など歴史が慌ただしく動いた時代と、安政伊賀地震・ 安政東海地震・安政南海地震(嘉永7年に発生)など多数の災害が重なった時期です。

また内裏が炎上するなど異変が続くため「安政」と年号が改元されました。 そうした中に発案された金貨になります。

また、この後、幕府の諸策に反対する者を弾圧した安政の大獄、大老井伊直弼が暗殺される桜田門外の変などが起き江戸幕府が崩壊の一途を辿っていく事となる時代背景があります。

安政二部判は幕府の財政が厳しくなっていた時期の金貨なので、金の含量が少ないですが、 他の二分判に比べて大きいので見栄えのする金貨となっています。

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